暮らしを心地よくするノート

人、物、事との付き合い方を見直して、暮らしを心地よくするための記録です。

サヨナラ前歯

今日は予約してた歯科ヘ行ってきました。


私にとって因縁の前歯。


小学校の低学年のころ、子供同士の事故で永久歯の前歯を折ってしまいました。

当時かかってた歯科での処置があまりよくなかったようなのと、私自身も定期的な受診をやめてしまったのと合わさって中学生のときに炎症を繰り返してまずい状態になってました。


自分で探した別の歯科ヘ行くと、現在までお世話になり続けてる新しい歯医者さんにめっちゃ怒られました。

「なんやこの歯は!どこの歯医者や!言え!」

「週一で洗浄って言われたのに、なんで行くのやめたんや!アホか!」

激オコです。

こちらは口を開けてるので言い返す言葉もなく、怒られ放題。


中学2年生のとき、出会いの印象は最悪でした(笑)。


まぁまぁな手術になりました。

クリニックと大学病院とは使える麻酔の量が違うのでしょうか。

クリニックでの麻酔は全く効かず、歯ではなく骨を削られ、私は絶叫するし、抜いた歯の裏から鼻の中が見えるし、歯科とは思えない流血に衛生士さんも気持ち悪くなるという…。で、中止。

大学病院でしっかり13箇所麻酔してもらい、ゴム製のマスクで顔を覆われ「あれ?」と思ってたら、隙間から木槌が振り上げられるのがチラッと見え、「えっ?木槌?ちょっと待って!」と思うや否やグシャという骨の砕ける音が😱

でも全然痛くなかったです。

出血はフェイスタオルが染まる程度、腫れは顔の凹凸がなくなり平らになる程度でした。

1週間くらい学校を休んだ気がします。


そんなこんなで、頑丈な差し歯を作ってもらったのに20歳のとき私の不注意でまた折ってしまうという…。

そこから25年、食パンも齧れない飾りの前歯で(この歯を思うとき、いつも中森明菜さんの「飾りじゃないのよ涙は、はっはー!」ってフレーズが流れます)過ごしてたのですが、飾りの前歯をくっつけてた骨?歯の根?が更に折れ、炎症を起こし、もうどうにもこうにもな状態になり、本日の抜歯(やっぱり歯なのか)に至りました。


「血膿が邪魔して麻酔がちゃんと入らないから麻酔効かなくて痛いかも。」

なんて脅されて、30年前のアレがフラッシュバックし怯えていたら、

「あんな痛くないよ。」

と言ってもらい、そこからはリラックスしてなすがまま(されるがパパ)。

今日も新しい飾りの前歯をつけてもらいました。


Eテレ「チョイス@病気になったとき」の歯を失ったときの回で


入れ歯、ブリッジ、インプラント、自家移植など数種類の選択肢がありますが、私はブリッジにする予定です。


来週、また行きます。


抜歯してもおやつは食べます(笑)。

オレオロール。