暮らしを心地よくするノート

人、物、事との付き合い方を見直して、暮らしを心地よくするための記録です。

もし自分が無症状感染者だとしたら?

外出時はマスクをしてますが、両親が肺が弱いので家でもしようかと布マスクを買いました。



自分用です。


もし自分が無症状感染してたとして、飛沫を出来るだけ抑えるために。


両親が心配というのもあるんですが、昨日マスクを受け取ったときもそれを思いました。

私はこの数日で何度か宅配や郵便の受け取りをしました。

配達の方はマスクをしてるけど、私は素顔。

配達の方のほうが不安じゃないかなと思って。

配達してて、家から出てくる人がマスクしてるってほぼないと思う…。


あと、スーパーなどでお釣りの受け渡しするときに店員さんが緊張してるのがわかる。

ゴム手袋をしていてなお、客の手に触れないようにしてる。

さらに聞こえてしまった会話。

「私お金触るだけでも怖い」

「怖いよねー」

感染もだけど、店員さんのメンタル面が心配になりました。



ゴム手袋して、お金やお客さんに触れたとしても、その手で顔や髪などには触れず休憩室や更衣室に戻る前に石鹸手洗いかアルコール消毒してたら手に関しては大丈夫。

顔も洗えたらなおよし。


あと、お互いマスクしてても近距離で喋らない。


店舗の自動ドアは切って、完全開放しておく。



人と接することは確かに感染のリスクがあります。


でも、休憩室などが空調や換気のダクトで売り場と繋がってたり、複数の人が出入りする狭い密室なら、そこでマスクを外して目鼻口を触れたり、会話しながら飲食するとなるとやはりリスクゼロではありません。

外でマスクを外したら飲食時も無言で。


不安や恐怖を煽りたいのではなく、決して「お客さんが危険」で「同僚は安全」とは限らないから、どこでも感染症予防はしつつ、特定の人や場面に対して、特別に危険視しないことが「自分の心を守る」コツかなと思いました。


どう書いても難しいですね。


不安や恐怖などの感情は自然に湧くものだから、人から言われてなくなるものではないし、心配ないということでもない。

ただ、長時間、長期間、不安や恐怖の感情を持ち続けると感染症以前に精神的に参ってしまう。


そういう私も、職場でのやりとりに敏感になり、それまで無頓着だったバスの降車ボタンを押すのにも一瞬躊躇うようになって、朝の強い倦怠感や不眠の症状が出ています(熱はありません)。

先日、職場の同僚にポツリと言ってみたら、彼女の答えは明快でした。

「手、洗ったらいいねん」


そやな!ほんまや!確かに!

あちこち触る前に手洗いすればいいんだ。

バスを降りたら駅で手を洗う。


我に帰った気分でした。


その夜、別の方とオンライン飲み会をしたときも、そのやりとりを笑い話として話してみました。

すると、さらに気分が軽くなりました。


今は気のおけない友人と直接会うことは難しくても、電話やメールなどで率直な気持ちを打ち明けて共有することで、少しでも緊張がほぐれれば嬉しいですね。