暮らしを心地よくするノート

人、物、事との付き合い方を見直して、暮らしを心地よくするための記録です。

バンクシー展へ行ってきました。

「バンクシー展 天才か反逆者か」

へ行ってきました。

平日の早い時間指定で入場したので

それほど混雑はしていませんでした。


入ってすぐの映像展示は

他の人と距離を取って鑑賞していると

係の人に密を勧められたので

最後まで見るのを諦めました^ ^;


心が解放されるというより

ハッとさせられたり

ドキッとしたりの連続で、

刺激的な時間と空間でした。


私には見るのが無理な作品もあり

(感覚過敏が反応する)

目を瞑って通り過ぎたエリアも;;


バンクシーなので

わかって行ったんですけどね^ ^


印象的だったのは

「世の中をよりよくしてやろうと考える人たちが危険なのだ」

と、作品に添えられた一文。


難しいテーマです。

自分にとっての「より良い」は

誰かにとってもそうとは限らない。

だからこそ

それは一人や少数で考えて

決めたり変えたりしてはならず、

対話が不可欠なのだと思います。


一対一でも難しいこのテーマは

規模が大きくなるほどに

取りこぼされる人が増えてゆく。

例え規模が大きくなっても

どんな問題でも

一対一が大前提なのだと

考えさせられました。


物販コーナーは

複雑な気持ちになりましたねー。

消費活動に対する批判の作品を見た後なので

妙な勘ぐりが働き、

お土産を買い漁る(自分を含めた)人々が

動くシニカルな作品と化したようで、

非常に後ろめたかったです;


最後に、

世界中で投げる(渡す)のは

花束であってほしいと切に願います。

かつてのプラハやチェコのように。



(連絡手段が手紙だけという友人たちに宛てて書いた絵葉書)