暮らしを心地よくするノート

人、物、事との付き合い方を見直して、暮らしを心地よくするための記録です。

意志の力と気分の力。〜自分の機嫌をとって意志を支える技

おはようございます。


Eテレの番組、「又吉直樹のヘウレーカ!」の〈“狭い空間”でも居心地よくなりますか?〉
の回で


極地建築家の村上祐資さんの
「意志よりも気分の力が大事なときがある」
という言葉が心に残りました。


今日は「気分の力」について書いてみようと思います。


というのも、
それを身をもって経験したことがあるから。


仕事が思うようにいかず悩みながらも何とか毎日を過ごしていました。
母が大病になり、緩和ケアやリハビリを勉強して母の介護をしました。
「母が助かるなら自分はどうなってもいい」なんて本気で思ってました。
大切なペットを失いました。
その間、少しずつ心身に異変が現れ、それでもがむしゃらに頑張れば乗り越えられると思っていました。
でも、とうとう倒れてしまいました。


起き上がろうという意志はあるのに、ある朝身体が全く動かなくなってしまったのです。
気分が落ち込んで心が動かなくなると、いくら「起きたい。起きろ!」と頭で命令しても動けなくなるもんなんですね。


私の例は気づくのも対策を立てるのも遅過ぎですが、意志があるなら、気分の働きが落ちたせいで目的を達成できなくなるのはもったいないですよね。
上手に自分の機嫌をとって気分を立て直し、気分の力で意志の力を支えることが大切なんだと思います。


・ごはんを美味しく食べられること
・夜はしっかり眠り、朝はすっきり目覚めること
・好きなことを楽しめること
・笑えること
・心地よいと感じられること
・運動すること
・リラックスすること


これらのバランスがとれていたら元気に過ごせると思っています。
逆にこれらが偏って過剰になったり、逆に億劫になってきたら、なんとかした方がいい。


自分の機嫌の取り方は、種類が多ければ多いほど効果的です。
・1つの物事に没頭し過ぎて依存になったり、それが失われたときに「〇〇ロス」になったりすることを防いでくれる。
・いつも同じ方法を使ってると効果が薄れることがある。または使えない場面もある。
などの理由があるから。


疲れや心の引っかかりが小さいほど、簡単な方法で気分は軽くなる。
ストレスコーピングという方法です。


以前の記事で、宝塚が私の気分を中立に戻す助けになってることを書きました。


「宝塚」だけでもいいのですが、
例えば「使いたい気分に合わせて作品を分けてBlu-rayに録画しておく」と宝塚だけでも数種類できます。


「飲み物を飲む」なら、
・水
・白湯
・コーヒー(ブラック)
・カフェ・オ・レ
・紅茶
・ハーブティー
・スタバのフラペチーノ
まだまだ出てきますが今はこれくらいで。


「身体を動かす」「五感を使う」「声を出す」「感情を動かす」「休息する」など、
いろんな項目をさらに具体的に、細かく、思いつく限り、出来ればノートでも手帳でも100個以上書き出します。


あとは好きな行動を選んで実行するだけ。
どんな場面でどの方法が効果があったかも書いておくと、自分の取扱説明書が出来上がります。


ぜひ、試してみてください。



コーヒーと甘いものは私の癒しです。